関節リウマチは、自己免疫異常が関与して、両手のこわばり、全身の関節の腫れと痛みを主症状とする病気です。そのような症状がでてお困りなことなどございましたら、一度当院にご相談ください。

通常、関節リウマチに対しては、メトトレキサート（MTX）による薬物療法で病状の寛解を目指します。サラゾスルファピリジン・タクロリムス・イグラチモド等他の抗リウマチ薬による内服治療を行う事もあります。また、MTXによる通常の治療等が効果不十分な場合、生物学的製剤やJAK阻害剤による治療が検討されます。生物学的製剤は皮下注射あるいは点滴で投与され、皮下注射の場合は患者さん自身で行う自己注射が可能です。JAK阻害剤は治療効果の高い内服薬による治療ですが、帯状疱疹の発症が多く、ワクチンなどの対応が必要な場合があります。

当院では上記の内服治療（MTXやJAK阻害剤など）や生物学的製剤の自己注射用皮下注射製剤による治療に対応しています。

生物学的製剤の自己注射用皮下注射製剤処方について現在当院では下記のように行っています。

①お住まいの近隣の調剤薬局をご指定下さい。当方からその指定の調剤薬局に連絡し事前打ち合わせをします。

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②診察時に、使用済の注射器の回収を行い、処方箋等必要なものをお渡しします。

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③処方箋を調剤薬局にご持参いただき、３日以内に注射薬購入という段取りになります。

 

※病状の診断・合併症評価や治療・病状悪化時など必要な場合には適切な医療機関への紹介や病状安定期の受け入れなど病診連携を迅速に行っています。

膠原病は一つの病気ではなく、多くの疾患の「総称」を言います。膠原病に含まれる病気には全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、全身性強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎、混合性結合組織病、血管炎症候群などがあります。

特徴的な症状としましては、発熱、疲れやすい、関節痛、筋肉痛、こわばりなどがみられ、これらは全身性の炎症によって生じます。

そのような症状がでてお困りなことなどございましたら、一度当院にご相談ください。
通常、上記疾患の治療としてはステロイド剤などの薬物療法が行われます。当院では、その内服治療の継続と定期検査に加えて、その疾患のみならず体全体の日々の健康管理・全身管理を行っています。

※病状の診断・合併症評価や治療・病状悪化時など必要な場合には適切な医療機関への紹介や病状安定期の受け入れなど病診連携を迅速に行っています。