咳外来
咳外来
・なかなか咳が止まらない。
・喉がムズムズ・イガイガして咳が出る。
・痰が絡んで咳が出る。
など、長引く咳でお困りの方はご相談ください。
咳は持続期間により以下のように分けられます。
①3週間以内→急性咳嗽とされ、多くは感染症によるものが多いです。
②3-8週間→遷延性咳嗽とされ、原因は様々です。
③8週間以上→慢性咳嗽とされ、感染症が原因となることはまれです。
咳外来では、3週間以上の咳(②と③)を対象としております。3週間以上の咳の場合でも必要な場合は発熱外来で診療する場合があります。
3週間以内の咳(①)は発熱外来での対応が中心となります。
長引く咳の原因として多い病気
・気管支喘息
・咳喘息
・アトピー咳嗽
・副鼻腔炎気管支症候群
・慢性閉塞性肺疾患
・逆流性食道炎
・マイコプラズマ、クラミジア、百日咳、結核などの感染症
・肺癌などの悪性腫瘍
など
以上を念頭に置きながら、咳外来では問診・診察・検査などを行い治療を進めていきます。
①呼気NO検査(呼気一酸化窒素検査):2025年1月31日から導入予定です。
②モストグラフ:2025年2月から導入予定です。
③スパイロメーター
上記以外にも、胸部X線撮影検査や血液検査なども重要な検査で、これらを組み合わせて診療をすすめていきます。
準備中です。
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気管支喘息とは、「激しい咳や痰」や「呼吸が苦しくなること」が発作的に起こる病気です。気管支喘息の方の気管支では(無症状でも)慢性的に炎症が起こっています。体質的なものにアレルゲン・感染・天候など環境的なものが加わって発症するとされています。常に炎症があるため気管支は敏感になっており、風邪ひいたり・埃を吸い込んだりする事により気管支の炎症がひどくなり、気管支が狭くなります。そうなると、「激しい咳や痰」や「呼吸が苦しくなること」が起き、これを気管支喘息発作といいます。
従って、気道の通りやすさや炎症の様子を調べることが気管支喘息の方にとって重要なわけです。
そこで、ピークフローを測定することによって、これらの状態を把握する事が可能となります。
ピークフローというのは「思いっきり息を吐いた時の最大風速」の事です。具体的にはピークフローメーターで、深く息を吸い込んだ後、力強く息を吐き出す際の速度を測定するものです。つまり、気道が正常に開いている時はピークフロー値は高いですが、喘息発作で気道狭窄が起きている場合、ピークフロー値は低下します。
高血圧の方が、自宅で血圧計を用いて自分で血圧で測る。
糖尿病の方が、自宅で血糖測定器を用いて自分で血糖値を測る。
それと同様に、気管支喘息の方が、自宅でピークフローメーターを用いて自分でピークフロー値を測る。
という事です。
そして、血圧や血糖値をノートに記録するのと同じように、ピークフロー値を喘息日誌に記録し、喘息の状態を把握し、生活を気をつけたり、治療方針を検討したりします。
当院でも上記について対応しておりますので、ご希望される方は診察時にご相談下さい。